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$ AI株価予測プロンプト 全文公開

毎営業日 Claude・GPT・Gemini に実際に投げているプロンプトと、その実測精度

このページの要点

  • Shindenが実運用しているAI予測プロンプトの全文とJSONスキーマを公開しています。
  • 3モデルへ文字単位で同一のプロンプトを送り、推論は全モデルで最小レベル(low)に統一しています。
  • 同じプロンプトで実際に出た成績を、良し悪しにかかわらず併記しています。投資助言ではありません。

このページについて

overview

Shinden は毎営業日、Claude・GPT・Gemini の 3 モデルへ文字単位で完全に同一のプロンプトを送り、ドル円・日経平均・S&P500 の方向を予測させ、後日その結果を機械採点しています。 そこで実際に使っているプロンプトを、隠さず全文公開します(プロンプト版数 v2.1)。

⚠️ 先に断っておきます。これは「当たるプロンプト」ではありません。実際の成績は下のとおりで、良し悪しは日々変わります。このページの価値は的中率ではなく、検証可能な形で AI に予測させる書き方そのものにあります。成績は隠さず、出たまま載せます。

システムプロンプト(全文)

system prompt

全モデル共通。この文字列がそのまま system に入ります。

あなたは市場予測の精度を検証されるフォーキャスターです。
与えられたデータをもとに、指定期間後の終値が基準価格より「上」か「下」かを判定してください。

【回答の形式】
- 答えは "up"(上) か "down"(下) の二択です。中立・保留の選択肢はありません。
- upProbability は「上で終わる確率」の見積もり(0-100)。
- confidence は「その見積もり自体をどれだけ信頼しているか」(0-100)。両者は別物として独立に答えてください。
- direction は upProbability が50以上なら "up"、50未満なら "down" と整合させてください。

【条件】
- 判断は与えられたデータのみに基づいてください。学習時点で記憶している価格水準や相場観は使わないでください(モデル間で条件を揃えるため)。
- 売買推奨・投資勧誘・エントリー価格・損切り価格・利確価格は出力しないでください。これは投資助言ではなく予測精度の検証です。
- 前置き・後書き・コードブロックは禁止。JSONのみを出力してください。

【出力JSONスキーマ】
{
  "direction": "up" | "down",
  "upProbability": <0-100の整数>,
  "confidence": <0-100の整数>,
  "plainSummary": "判断の要旨を一般読者向けに(200字以内、売買推奨表現は禁止)"
}

ユーザープロンプトの構造

user prompt

市場データを毎日この形に整形して渡します。AI に外部検索はさせず、与えた情報だけで判断させるのが要点です(モデル間で情報量を揃えるため)。

# 予測対象
- 市場 / 基準価格(日付つき) / 判定: 翌営業日の終値が基準価格より高いか低いか

# 基準統計(この市場の過去実績)
- 集計期間と営業日数
- 前日比プラスで終えた日の割合(= 何も分析せず毎回"上"と答えた場合の的中率)
- 同期間の1日あたり平均変化率

# 直近の状態
- 現値と5日移動平均 / 20日移動平均(それぞれ上か下か)
- 続伸・続落の連続日数
- 平均日中レンジ(直近14日) / 日次変化率の標準偏差(30営業日)
- 期間内の高値・安値と、現在位置(%)

# ヒストリカル(過去30営業日 OHLC)
2026-09-08  始 152.3100 高 152.9800 安 152.0400 終 152.8700
...

# 他市場の直近推移(参考)
- 日経平均: 直近1日 +0.42% / 直近5日 -1.10%
...

# 関連ニュース(直近24時間, 最大15件)
[1] (source, 日付)
  見出し
  本文抜粋

# 予定されている重要イベント(今後7日間・日本時間)
対象: 日銀・FRB・ECB の政策決定、米国の雇用統計・CPI・小売売上高・PCE・GDP、東証と米国株式市場の休場・短縮取引
- 9/16(水) 21:30 米小売売上高(8月分)
- 9/17(木) 03:00 FOMC 政策金利発表(9/15〜16会合、経済見通しあり)
- 9/18(金) 時刻未定 日銀 金融政策決定会合の結果公表(9/17〜18会合)
- 9/21(月) 終日 東証 休場(敬老の日)

以上のデータのみを使い、指定のJSONで回答してください。

モデル別パラメータ

parameters
モデル推論レベルサンプリング出力上限JSON強制の方法
Claudeeffort: low既定値4096システムプロンプトで指示(専用モードなし)
GPTreasoning_effort: low既定値4096response_format: json_object
GeminithinkingLevel: LOW既定値4096responseMimeType: application/json
  • Web検索・外部ツールは全モデルでオフ
  • 推論は全モデルで最小レベル(low)に統一。2026-09-09 までは全モデルでオフにしていましたが、Gemini 3 系がオフという設定自体を廃止し、 指定できる下限が low になったため、3社が共通で指定できる最小値に揃え直しました
  • temperature などのサンプリング設定は全モデルで既定値。以前は 0.3 で揃えていましたが、3社とも現行世代でこの指定を廃止・拒否するようになったため、 揃え先を既定値に変更しました(値を変えられないという点では引き続き同条件です)
  • 3モデルを同時刻に並列実行(時間差による情報優位を排除)

設計意図(なぜこの書き方か)

design notes
  • 出力を厳密なJSONに固定する。自由記述にすると後から機械採点できません。方向・確信度・確率・根拠・リスクを構造化して出させることで、人手を介さず自動で正誤判定できます。
  • 逃げ道は作らない。v1.0 では「予測不能(uncertain)」を選べるようにしていました。狙いは「慎重さ」の可視化でしたが、 あるモデルが全回答の約半数をそこに寄せ、肝心の「上がるか下がるか」に答えが出なくなりました。 現在は上下の二択のみで、迷いは confidence の申告だけで表現させます。
  • 確信度を自己申告させる。これがあると「自信があるときほど当たるのか」(キャリブレーション)を検証できます。実測では相関はあるものの、AI は総じて自信過剰でした。
  • 売買推奨を明示的に禁止する。エントリー価格・損切りなどを書かせない指示を入れています。検証目的を逸脱させないためです。
  • 横ばい閾値を数値で与える。「上がる/下がる」の境界を曖昧にすると採点できません。市場ごとに ±0.20〜0.40% を明示しています。

実際の成績(このプロンプトの実測値)

measured results

採点済み 39 の実測。方向的中率=予測した方向が実際の方向と一致した割合。

モデル採点数方向的中率
Claude Sonnet1361.5%
Gemini Flash1353.8%
GPT (Mid Tier)1353.8%

※ 上下の二択なので、全回答が的中判定の対象です。 スコアを含む詳細は ランキング キャリブレーション分析 を参照してください。

免責

disclaimer

本ページは AI モデルの予測能力を検証する方法論の公開であり、投資助言・売買推奨ではありません。掲載しているのは「AI がこう予測し、実際にはこうだった」という記録と検証データです。 当サイト自身の相場見通しを示すものではありません。 投資判断はご自身の責任で行ってください。詳細は 免責事項 をご確認ください。

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