予測
▲ 上昇
確信度 62%
確率 ↑62 / →16 / ↓22
根拠と要因
ニューヨーク市場で円相場が一時1ドル=160円台まで下落(ドル高円安)しており、基準価格159.62円から既に上方向への動きが出ています。原油価格の急騰やイラン情勢の長期化が円売り材料となっており、翌営業日もドル高円安方向への継続が見込まれます。ただし160円台は心理的節目であり、日本当局の介入警戒や米株続落によるリスクオフ円買いが反転材料となる可能性もあります。
// 主要根拠
- › NY外為市場で既に1ドル=160円台に到達しており(160円24〜26銭)、基準価格159.6230から既に上方向へのモメンタムが発生している
- › 原油価格が106〜107ドル台まで急騰しており、資源輸入国である日本の貿易赤字拡大懸念から円売り圧力が継続しやすい
- › 米国株5日続落・金融政策不透明感がリスクオフを誘発しているが、ドル円においてはドル買い・円売りの構図が優勢
- › 5日移動平均(159.56)・20日移動平均(159.25)ともに現値を下回っており、短期・中期ともに上昇トレンドを支持
- › イラン情勢長期化・ホルムズ海峡封鎖懸念が地政学リスクを高め、安全資産としての円よりもドル選好が続く可能性
// リスク要因
- ! 160円台は心理的節目であり、日本当局による為替介入警戒感が高まりやすく、急激な円買い戻しリスクがある
- ! 米株の5日続落が続けばリスクオフ的な円買い圧力に転じる可能性がある
- ! 米3月モノの貿易赤字拡大(879億ドル)はドル売り材料となり得る
- ! 日経平均6万円突破後の景気後退シグナルへの警戒が国内投資家心理を慎重にさせ、円相場に影響する可能性
- ! 日次標準偏差0.40%程度の変動幅があり、横ばい判定閾値±0.20%を超えない範囲に収まる可能性も残る
# 既にNY市場で160円台に到達しているため翌営業日の東京・欧州・NY市場での推移次第では介入警戒から反落する可能性があり、また原油高・地政学リスクという円売り材料と米株続落によるリスクオフ円買いが拮抗する局面も想定される。イベントカレンダーが指定されていないため、日銀・FRB関連の発言や経済指標発表が予想外の方向感をもたらすリスクも排除できない。